@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000335, author = {大鳥, 和子 and 福島(櫨本), 和代}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {110009889142, 熊本県の中小規模病院における看護管理者教育の実態を把握するために300床未満の83病院に勤務する看護管理者(看護部長、看護副部長、看護師長、主任看護師)673人を対象に郵送による質問紙調査を行った。調査内容は、性、年齢、職位、管理職経験年数、勤務病院病床数の属性項目、管理上の困難感6項目(部下育成、人員不足、人間関係、問題解決、経営の知識と実践、学習内容の選択)、院内の看護管理学習会(以下、院内学習会)の有無、日本看護協会認定看護管理者制度の認定看護管理者教育課程の受講状況である。回収数は389(回収率57.8%)で、有効回答数が291(有効回答率74.8%)であった。管理上の困難感6項目は、すべて5割以上が困難であると回答し、属性全項目と相関しなかった。院内学習会「あり」は32.3%で、病床別では200~300床未満が200床未満よりも頻度が高かった。認定看護管理者教育課程の受講経験「あり」は32.9%であった。受講経験「あり」のうちファーストレベルが82.3%、セカンドレベルが17.7%、サードレベルは1人もいなかった。受講経験は学習会内容の選択の困難感および院内学習会の有無と相関があった。未受講理由は人員不足で希望の休暇が取れない(31.3%)、勤務時間の調整ができない(29.7%)、受講が順番性のため順番が回ってこない(28.7%)、受講費の負担が困難(24.1%)、教育機関までの距離が遠い(15.9%)等であった。以上より、認定看護管理者教育課程の受講経験は学習内容の選択の困難感と院内学習会の開催に有用であることが示唆されたが、約7割が同教育課程未受講であり、受講経験者のうち8割はファーストレベルまでであった。熊本県の中小規模病院の看護管理者教育は、休暇や勤務時間の調整、順番性受講の工夫、受講費負担の軽減、教育機関側の受講しやすい教育体制の必要性が示唆された。}, pages = {57--65}, title = {熊本県内の中小規模病院における看護管理者教育の実態調査}, volume = {15}, year = {2015} }