@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000361, author = {福本, 久美子 and 田中, 英恵 and 佐藤, 林正 and 中川, 武子 and 川俣, 幹雄 and 浅海, 靖恵 and 坂口, 里美 and 玉名市}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要}, month = {}, note = {110010041755, 高齢者の健康寿命の延伸を図るため、公的サービスの充実とともに、高齢者自身が主体的な健康づくりを行うため、高齢者同士のネットワークによる健康な地域づくりがますます重要になっている。そこで、本研究の目的は、高齢者自身が主体的に健康寿命の延伸ができるような健康な地域づくりの実践過程とその成果を明らかにし、健康な地域づくりの実践過程の要件を検証することである。研究方法は、先行研究を基に10項目のアプローチの考え方と方法を研究方法として設定し、地域参画型調査方法を用いた。平成19年度から7年間、玉名市において、住民・行政と研究者との協働により高齢者の元気づくりネットワーク構築を行った。今回の分析資料は、行政資料や報告書等の既存資料とした。その結果、高齢者の元気づくりネットワークの構築過程とその成果が認められた。ネットワークの構築過程は①住民と行政とが健康課題を共有することができる話し合いの場を設置し、住民とともに健康課題を明確にすることから始まり、②住民組織「たまな元気会」が誕生した。③住民組織の推進体制が確立し、課題を解決するため、住民組織・大学・行政がパートナーシップにより具体的な活動を行った。その成果は、主体的な住民組織が継続した活動を行い、その活動は報告書とし、学会に発表する等を行い外部に発信したことである。これらの活動は外部からも評価を受け、更なる活動に至っている。このような成果は、研究方法によるところが大きく、ヘルスプロモーションの理念、住民の主体性、お互い様という互助関係の構築、コーディネーターの存在が健康な地域づくりを推進するプロセスとして重要な要件であると言える。}, pages = {51--61}, title = {高齢者の元気づくりネットワークの構築過程とその成果}, volume = {16}, year = {2016} }