@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000403, author = {島村, 美香 and 藤本, 学 and 幸, 史子 and 小山, 記代子}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {[目的]A大学看護学科で行われている統合実習が、看護学生の基本的コミュニケーション・スキルに及ぼす影響について明らかにする。それにより、実習指導および看護基礎教育における基本的コミュニケーション・スキル教育に関する知見を得ることを目的とする。[方法]A大学看護学科の統合実習履修者114名を対象にENDCOREs を用いた調査を実施し、実習前後のデータが揃った60名を研究対象とした。そして、得られたデータから彼らのスキル・タイプを同定した。[結果]統合実習により全体的に他者受容が向上した。また、スキル・タイプ別には、実習前に受動型、能動型、自制型であった看護学生の自己主張が、実習後に向上する傾向が見られた。スキル・タイプの変化については、受動型の学生は万能型または均整型に、能動型や自制型の学生は均整型に良化した。しかし、均整型の学生の中には反応型に悪化した者もいた。[考察・結論]A大学で行われている統合実習は、概ね学生の基本的コミュニケーション・スキルに良い影響を及ぼすことが明らかになった。ただし、統合実習を経験したことでスキル・タイプを良化させる学生が大半ではあるが、悪化させる学生も存在することが確認された。悪化を防ぐためには、事前に学生のスキル・タイプを把握しておき、その特徴に応じた予習的指導、および実習中の配慮的指導を行う必要があることが示唆された。}, pages = {53--63}, title = {統合実習が看護学生の基本的コミュニケーション・スキルに及ぼす影響 : ENDCOREs を用いたスキル・タイプの検討}, volume = {20}, year = {2020} }