@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000404, author = {森口, 範子}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {AA11320982, 本研究では、「いのちの出前授業」前に実施したアンケートの結果から中学1年生が「いのちの出前授業」で何を知りたいのか、助産師に何を聞きたいのかを明らかにする。さらに、明らかにした内容から養護教諭との事前連携が及ぼす「いのちの出前授業」への導入効果について示唆を得ることを目的とする。対象は、A 府B 市C 中学校に2014年度~2016年度に在籍していた中学1年生161名である。初年度のアンケート内容は、①いのちの学習で知りたいこと、②自分や自分の身近な人の生まれた時の話で覚えていること、③助産師に聞いてみたいことである。2年目以降は、「いのちの出前授業」で知りたいこととした。「いのちの出前授業」実施前に自由記載による無記名自記式アンケートを実施した。2014年度~2016年度の3年間分のデータを合計し、「いのちの出前授業」でしか知ることの出来ない、聞くことができない内容に関する文脈を抽出し質的統合法(KJ法)を用いて分析した。その結果、87コードを抽出し19のサブカテゴリ、さらに抽象度を上げ5つのカテゴリ【いのちに関する疑問】【いのちの誕生にかかわる助産師への関心】【いのちの誕生までの過程と誕生したいのちへの関心】【思春期特有の性に関する関心や悩み】【性と生殖に関する疑問】が明らかとなった。事前連携が及ぼす「いのちの出前授業」への導入効果は、お互いの性教育に対する考えを確認しゴールを共有することが、立場の違う互いの理解と信頼関係を構築し、スムーズな事前準備や当日の運営ひいては効果的な性教育の実施につながると考えられる。そして、生徒たちの「関心」を呼び起こすためのツールとなる事前アンケートの実施協力の依頼を行い、「いのちの出前授業」に関連する学習を授業前に取り組むことが「関心」を呼び起こし内発的動機づけとなることを伝え、生徒たちに授業内で伝えてよい内容か判断に迷った時は養護教諭へ確認を行うことが効果的な性教育の実施につながると考えられる。}, pages = {65--74}, title = {助産師と養護教諭による事前連携が及ぼす 「いのちの出前授業」への導入効果}, volume = {20}, year = {2020} }