@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000427, author = {岡田, 裕隆 and 中野, 聡太 and 吉里, 雄伸 and 肥後, 成美}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {理学療法士養成のためには人体の立体的構造の理解が重要であり、最近は超音波診断装置が活用されるようになった。また平成30年の理学療法士及び作業療法士学校養成施設指定規則の改正に伴い「医用画像の評価」が必修化されたことで、超音波診断装置を用いた教育の重要性は一層高まっている。しかし、これまで理学療法教育に超音波診断装置を用いた報告は行われているが、4年間の履修課程の中における効果的な導入時期について検討されたものは確認できない。そこで、超音波診断装置を用いた講義の適切な導入時期を検討するため、1年生から3年生を対象に、超音波診断装置を用いた講義の後に理解度アンケート及び筆記試験を実施し、学年間で超音波画像に対する理解度を比較することとした。本研究ではまず、1年生対象に行った講義後の理解度アンケートの結果から現状分析を行った。「理解できた」或いは「少し理解できた」と回答した割合で比較すると、スライドのみによる超音波診断装置の原理及び超音波画像の見方の学習に対する理解度ではどちらも85%以上であった。一方、スライド及び超音波診断装置を用いた大腿骨、脛骨及び腓骨の超音波画像の学習に対する理解度としては68~70%であった。超音波診断装置を用いた学習で理解度が低下した理由として、静止画における長軸像と短軸像からそれぞれの内部構造をイメージする際の難しさや、動画にしたことで増えた情報への適応力不足が推測された。以上より、3学年に広げた理解度調査では、長軸像と短軸像の理解に関する質問や、静止画と動画に分けた理解度の項目を追加する必要性も認識できた。また、超音波診断装置を用いた学習に不可欠な解剖学基礎知識の習得度に関する項目の追加も必要となる。今回の結果を踏まえ、さらに詳細なアンケート調査及び筆記試験を行い、超音波診断装置を用いた講義の導入時期について多角的に検討を進める予定である。}, pages = {92--96}, title = {超音波診断装置を用いた講義の効果的導入時期の検討 : 理解度アンケート結果の報告}, volume = {22}, year = {2022} }