@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000430, author = {大橋, 知子 and 牛之濱, 久代 and 森口, 範子}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本稿では新型コロナウイルス感染症禍の2020年に実施した母性看護学実習の概要と課題についてシミュレーション演習(以下演習)に焦点を当て報告する。  母性看護学実習の目的、目標、記録、評価、実習配置は変更せず実習目標を達成できるよう工夫した。演習内容は前年度、臨地実習で多くの学生が見学もしくは実施していた項目を精選し「褥婦の健康観察」「新生児の健康観察」「沐浴」「妊婦健診」「保健指導」とした。「褥婦の健康観察」「新生児の健康観察」「沐浴」「保健指導」演習は、学生が立案した看護計画に基づき行った。学生は事前に学校が閉鎖された場合のリモート実習に備え、演習内容を録画した。演習では教員1名が母親役、「沐浴」では指導者役となり、学生1人ひとりに対して演習を行った。1人の学生の演習時間は振り返りを含め、1項目につき20分とした。  本演習では、学生は立案した看護計画に基づき演習を実施したため、立案した計画と実施が結びついていた。学生から「看護過程を展開する意味が理解できた」という意見もあった一方で、「時間がなく、大変だった」という意見もあった。タイムマネージメントも含め、アドバイスを行う必要がある。教員が母親として学生の問診や援助に呼応していくことは、コミュニケーション能力を養うことにつながったと考える。一方で、学生の中には評価者である教員が母親役であるため威圧感を受け、演習に集中できなかった学生もいる可能性はある。また、臨地実習では、実習指導者や母親からのフィードバックによって、実習に意欲的に取り組むことができる学生もいる。今後は模擬患者に依頼することも含め検討していく。}, pages = {111--119}, title = {新型コロナウイルス感染症禍における母性看護学実習の工夫と課題 ( 第2報): シミュレーション演習の実践報告}, volume = {22}, year = {2022} }