@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000439, author = {大橋, 知子 and 牛之濱, 久代}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {本稿では新型コロナウイルス感染症禍に実施した母性看護学実習の授業過程と学生の主観的実習到達度を明らかにすることにより、実践活動の場以外で行った実習の学修成果を評価し教育への示唆を得ることを目的として実施した。 母性看護学実習修了後のA 大学看護系大学生4年生127人を対象として、2021年6月にWEB アンケート調査を行った。授業過程評価については、舟島らによって作成された10の下位尺度で構成される授業過程評価スケール-看護実習用-を用いた。母性看護学実習の達成度についてはA 大学母性看護学実習評価項目20項目に対し、「非常に当てはまる」から「全く当てはまらない」の5件法での回答を求めた。本研究への参加の協力が得られた99名(回収率78.0%)を分析対象とした。臨地実習を経験した日数は0日63名(63.6%)、1日7名(7.1%)、2日4名(4.0%)、3日25名(25.3%)。臨地実習を経験した学生の受持ち対象者は妊婦3名(3.0%)、褥婦及び新生児33名(97.0%)であった。臨地実習を経験した日数が0日であった学生を「臨地実習未経験者」、1~3日であった学生を「臨地実習経験者」とし、平均値を比較した。結果、「患者とのコミュニケーションを深めながら実習を展開していた」「患者との関係を築きながら実習を展開していた」から構成される下位尺度Ⅲ【学生―患者関係】に有意差を認めた。母性看護学実習達成度についても同様に、平均値を比較した。結果、全項目において、有意差を認めなかった。実践活動の場以外で行う母性看護実習では、対象者とコミュニケーションを深めることや関係性を築くことのできる教育方法を検討する必要があること、実践の場以外で行う実習において、母性看護学実習の実習目的、目標は達成することが可能であることが明らかとなった。}, pages = {58--64}, title = {コロナ禍における実践活動の場以外で行う母性看護学実習の評価と課題 : 臨地実習経験者と未経験者との比較}, volume = {23}, year = {2023} }