@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000059, author = {中川, 武子}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {110008916996, 2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害支援活動に、4月2日~7日の期間、熊本県看護協会から公益社団法人日本看護協会の災害支援ナースボランティアとして宮城県へ派遣され、宮城県看護協会に置かれた現地対策本部で現地コーディネーターとして活動を行った。日本看護協会災害支援ナースボランティアとは、災害支援に関する研修や訓練を受けた看護職である。今回の災害支援では、日本看護協会が災害支援ナースを3泊4日の日程で宮城県石巻市の避難所や現地対策本部に派遣し、災害支援ナースは被災者の健康レベルを維持できるように適切な医療・看護を提供するために避難所で24時間被災者の支援を行った。一方、現地コーディネーターは被災者の後方支援、災害支援ナースの派遣、調整、安全管理などを行った。現地コーディネーターは連絡、調整だけなく災害支援ナースの教育的側面も担っていることが分かった。  今回の貴重な体験は災害支援のあり方を学ぶ機会となった。この活動では専門職としての基本的知識・態度、知恵と工夫、看護職としての誇りなどが活動の力となり、被災者の方の言葉と行動、災害支援ナースの仲間、職場の協力、家族などは活動の励みとなった。災害支援は日本国憲法第25条を基に成り立ち、人の暮らしや健康を守るためには公衆衛生がいかに重要であるかを再認識することができた。  最後に被災者が災害直後に書いた詩を紹介する。}, pages = {13--19}, title = {宮城県における日本看護協会災害支援ナースの活動報告:現地コーディネーターとしての支援活動 (<特集>東日本大震災 〜被災地における支援活動の体験〜)}, volume = {12}, year = {2012} }