@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000061, author = {茶屋道, 拓哉 and 筒井, 睦}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {110008917007, 筆者らは、東日本大震災における学生ボランティア活動の引率教員として、2011年8月23日~29日の7日間にわたり、福島県いわき市を訪れた。本稿では、そこでの学生ボランティア活動の実際を振り返り、学びの場としてのボランティア活動に対する教育的な意義付けを行うことを目的としている。ボランティア活動は、①被災地の視察、②移動販売事業、③現況調査(傾聴ボランティア)、④現地学生との交流、⑤サロン事業への協力、⑥ケアイベントの企画と実施を中心に行われた。それぞれの活動を学生たちの「語り」から振り返る中で、学生たちは「事象の背景を捉える」「気遣い・気懸りを持つ」「生活の再構築に対する気づき」など、対人援助職の基盤となりうる重要な要素に触れていたことが明らかになった。また、被災地からだけの学びではなく、集団での共同生活からチームワークを生み出し、不慣れな土地でも協力して対象者に関わっていく力動を生み出していた。ボランティア終了後に、学生たちの体験を語り下ろし、体験を伝えていく必要性と同時に、昨今議論されているボランティア活動の単位化について十分な検討の場と評価基準の必要性について述べている。}, pages = {25--37}, title = {東日本大震災における学生ボランティア活動の教育的意義 (<特集>東日本大震災 〜被災地における支援活動の体験〜)}, volume = {12}, year = {2012} }