@article{oai:kyukan.repo.nii.ac.jp:00000077, author = {緒方, 妙子 and 宇野, 亜紀}, issue = {1}, journal = {九州看護福祉大学紀要, The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare}, month = {Mar}, note = {110008148801, 月経痛に対する悩みを抱える女子大学生は少なくない。そこで、先行研究を基盤として、女子学生の「月経の捉え方」と「月経痛及びセルフケア行動(月経時・日常生活)」との関連を明らかにすることを目的に、A大学の女子学生169名を対象に調査した。 結果: 1)月経の捉え方の質問Q1「月経は生理的現象と受け止めている」・Q2「月経が定期的にくると安心」では、ポジティブな回答が95.3%、91.7%であった。またQ3「月経は女性としての誇り」・Q5「月経がくるとゆううつ」では、ネガティブな捉え方が54.4%、68.0%であった。 2)月経痛の程度との関連では、月経痛重度のAB群に、Q3・Q5・Q6「月経は否定的イメージ」で、有意にネガティブな捉え方が多かった。 3)女性性の質問Q7「女性に生まれてよかった」・Q8「女性だけが子どもを産むのは不平等」を共にポジティブに捉えた者は72.2%であった。 4)初経を否定的感情で受け止めた者の割合は、全体で43.2%であり、肯定的感情の者38.5%より多かった。否定的感情の者のうち、心の準備が「なかった」者は64.4%であった。初経時のお祝いをした者は47.3%であった。現在の月経の捉え方(Q3・Q4「月経はけがらわしい」・Q6)は、初経時の受け止め方と有意な関連が見られた。 5)月経をポジティブに捉える者と、日常からセルフケア行動をとる者とは関連していなかったが、「月経をポジティブに捉える」者や、「日常生活から自覚的な体調管理を行う」者は、「月経痛が軽度である」に関連性が示唆された。}, pages = {3--9}, title = {女子学生の「月経の捉え方」と「月経痛及びセルフケア行動」との関係}, volume = {11}, year = {2011} }