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アイテム
遺族年金における遺族概念の社会的変容 : 生計維持要件を中心に
https://kyukan.repo.nii.ac.jp/records/382
https://kyukan.repo.nii.ac.jp/records/3828e7c92a2-5c3f-4b19-a39c-a62ab5eb9438
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2018-06-08 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 遺族年金における遺族概念の社会的変容 : 生計維持要件を中心に | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 遺族年金 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 社会的変容 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 生計維持要件 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 生計同一要件 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 例外条項 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
河谷, はるみ
× 河谷, はるみ |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 遺族年金は、被保険者又は被保険者であった者が死亡したときに、その者によって生計を維持されていた一定の遺族に給付される。遺族年金の受給資格として生計維持要件が付けられるのは、被保険者等の死亡によって生計の途を失う者-すなわち生活保障の必要性がある者-に限って、遺族年金を支給しようとするためである。本論文では、遺族年金の受給要件の一つである「生計維持要件」を中心に、最近の判例を素材にして、遺族年金における遺族概念の社会的変容について検討する。はじめに、年金保険の「遺族」要件と医療保険の「被扶養者」要件から、両者の相違点を整理する。次に、実際の生計維持関係等の認定基準について、遺族給付に係る政令・通知を確認する。判例は、遺族年金における生計同一要件と例外条項を取り上げて検討する。そして、生計維持要件における「被扶養」や「生計維持」の在り方を含めた政令の見直しを提言していきたい。 今後、女性の社会進出とともに共働き世帯も増加して、これまでの家族形態はより一層変化していくであろう。そして女性(妻)が自ら所得を得ることで、夫婦間における経済面での相互依存関係は希薄化すると考える。そうなると、現行の生計維持要件は緩和され、「遺族」そのもの意義やその性質も変化していくのではないだろうか。社会保障審議会年金部会議論の整理(平成27年1月21日)のなかでは、生計維持要件は言及されなかった。しかし、ワークライフバランスの推進や女性活躍推進法の施行など、女性の就労環境を整備する立法議論が続くなか、これらの社会的変容を踏まえた遺族概念や生計維持要件の検討、そして政令の見直しは急務と考える。 |
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書誌情報 |
九州看護福祉大学紀要 en : The Journal of Kyushu University of Nursing and Social Welfare 巻 18, 号 1, p. 63-73, 発行日 2018-03 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13447505 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11320982 | |||||
論文ID(NAID) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 120006475817 | |||||
見出し | ||||||
大見出し | 2.1研究報告 | |||||
言語 | ja |